2023年度定例総会

2022年度 活動報告(議案書から)

今年度は、オミクロン株による新型コロナウィルス感染症の第7波、第8波が起こりましたが、自治会活動においては感染予防対策を取りつつ、行事や会議を中止することなく、継続・実施してきました。以下にその活動報告を行います。
広報活動・情報発信の強化をめざし、連合自治会のホームページ(HP)を立ち上げました。従来の月1回発行の「連合だより」(紙ベースでの回覧・校区内8箇所の街中掲示板への掲示)に加えて、スマホ・インターネットを活用して随時・必要に応じて情報発信および閲覧ができる、HPです。課題は、閲覧者数をいかに増やすか、です。

これまでの「原山ふれあい夏祭り」を「原山まつり」として10月に小学校運動場にて開催することができました。ここ2年間のコロナによる空白を埋めるべく努力を重ね、多くの地元企業の協賛と各種団体等の協力をいただき、無事、盛大に開催することができました。特に、まつり終盤のナイヤガラや打上げ花火は、原山の将来の明るさを表すものとなりました。

昨年度の地域会館(本館)前への専用駐車場確保に続き、今年度は利用者の利便性向上と安全性確保の観点から、屋根付き自転車置場の設置と集会室の床滑り対策としてタイルカーペットの貼付け工事を実施しました。また、本館前の花壇の整備を行い、花のボランティアの協力の下、心なごむ花々が常時、咲き誇るようになりました。
 
一方、旧原山台東小学校跡地問題については、後述するように市教委との協議を踏まえて、一部、従来の方針を見直すこととしました。

(1)地域住民の交流、連携強化への取組み 
① 単位自治会間の協力関係の促進(単位代表者懇談会) 10月
② 連合活動協議会(校区内各種団体)での情報の交換・共有、連携 
③ 原山まつり(原山ひかり小) 10月
  原山打ち上げ花火(原山台中学校) 10月
④ 堺市民オリンピックへの参加    10月
⑤ みなみ防災フェスタ(南区ふれあいまつりの代替事業) 12月
⑥ 校区内美化活動 (ひかり食堂との連携)    (5月)・11月
⑦ 原山台二十歳のつどい  1月
⑧ みなみ交流EKIDEN大会  2月(中止)
⑨ 連合自治会の広報誌「連合だより」の発行(加入自治会回覧等)  毎月
⑩ 原山台連合自治会ホームページの立ち上げ (随時更新)  4月
⑪ 福祉委員会、民生・児童委員会との連携
(はらやま元気まつり・日赤募金・共同募金・歳末助け合い募金等)
⑫ 校区スタンプラリー 3月
⑬ 地域会館の地域への開放 (有料) 通年

(2)安全・安心な街づくり 
① 原山台での震災時体制について単位自治会長への説明  4月
② 中学校への校区防災備品倉庫の設置 9月
③ 校区防災(避難所開設)訓練の実施  11月
④ 歳末見守り活動(夜警)の実施    12月
⑤ こども安全見守り隊(登下校時の安全指導)、こども110番などへの協力
⑥ 備蓄食糧・飲料水の充実

(3)青少年健全育成の取組み (一部、再掲)
① 青少年健全育成協議会での意見交換  5月、9月、2月
③ 堺市民オリンピックへの参加(スポーツ推進委員他)  10月
④ 原山台 二十歳のつどい  1月
⑤ 校区スタンプラリー 3月
⑥ 地域の見守り活動 (青少年指導員会他) 

(4)地域の諸課題への取り組み
1) 旧原山台東小学校跡地について
(これまでの経緯)
・2015.03 市から泉ケ丘公園プールの原山台公園への移転決定連絡
・2015.06 市教委から原山台小学校と原山台東小学校の再編計画の連絡
・2016.03 竹山市長に要望書~将来の小学校用地として東小の跡地を売却せずに残しておくこと~
・2018.04 学校再編整備懇談会の議論を踏まえ現ひかり小学校に再編・統合 
・2019.11 永藤市長に要望書~旧東小跡地に公園を設置すること~
・2021.10 堺市から突然に旧東小跡地の運動場部分の売却通告。(地元、猛反発し、地元合意のもとに進めることを市教委に確認させる。)
・2021.12~2022.12 5回にわたり市教委と交渉。市教委、新規に公園を造ることは市の財政難もありできない。また、跡地全体(23,000㎡)を定期借地する事業者は見つからない。しかし校舎部分(約13,000㎡)は福祉系施設として定期借地できる方向。運動場部分(約10,000㎡)は住宅用地として民間売却するが、その内、約1,300㎡は地元管理を前提として地元に無償貸与する案の提示があった。
・2023.01 跡地検討委員会での議論を踏まえ、役員会にて次のことを決定した。
①将来の小学校としての用地確保要望は取り下げる。
(理由:敷地全体を定期借地する事業者が見つからないこと。また少子化傾向に加えて、現ひかり小学校での対応が可能と思われる)
②原山台に子ども達が自由に遊べる広場・公園が必要であるが、 1,300㎡の貸与案は面積が狭すぎるうえ地元管理が前提であるため、受け入れない。その代替として敷物団地にある原山台公園の一般開放を求めることを決定した。(上記校舎部分の定期借地と原山台公園の一般開放が一体的に進められることが条件で、運動場部分の先行売却は認めない。)

※上記に沿い、今後、堺市と協議・交渉を進めていく。

2)駅前広場(ロータリー)の整備について 
 駅前広場の整備については、市の栂駅周辺の活性化計画の下、数年前から
市と協議を進めてきており、トナリエの開設、緑道から駅広場に通じるエレベーター・歩道階段の設置がなされてきた。桃山台側の広場整備が進捗し、近く原山台側広場の整備工事に着手することとなった。
 その概要は、桃山台側は一般車両とタクシーの乗降をメインとし、バスの待機場、自転車置場、小規模有料駐車場が設けられ、便益施設(店舗等)を誘致する。また、栂文化会館1階から広場階、駅改札通路階に通じるエレベーターも設置される。
 原山台側は、
①広場の南側から進入し交番側に抜ける一方通行とする。
②バスとタクシーの乗降場がメインとなる。一番車両の進入は極力控える。
③トナリエ前の歩道を拡幅し、現エレベーター前付近から駅通路までに雨除け屋根(アーケード)を設置する。
④三井住友銀行前のバス降り場を廃止し、広場の中に移設する。それに伴い、歩道部分を拡幅(車道幅の縮小)し、安全対策として歩道に柵を設け道路横断をしないようにする。(これらの工事完了は、2024年3月末予定)
⑤植栽、ベンチ、オブジェ(時計等)は、今後検討。

3)PFI原山公園の運営に係る「ラウンドテーブル」の設置について
・現在、原山公園は指定管理として民間事業者に委託され管理運営している。
当初、堺市との協議において、公園の運営については地域の活性化を図る観点から、地元関係者(住民団体や駅前事業者等)と委託業者が運営協議体を設けることとしていたが、これまでコロナ禍等があり実現されていなかった。
・2023.01 堺市公園監理課、泉ケ丘公園事務所と協議し、PFIを含めた前記協議体「ラウンドテーブル」を設置することを再確認した。
・3/7に発足したこの協議体では、原山公園PFIと地元双方の実施事業の情報交換や協力しあえることを話し合い、双方のHP活用・リンク等、地域に根ざした原山台公園として、また、地域の活性化を図るべく知恵を出し合っていくこととした。

4) 府営住宅の集約化事業に伴う跡地の活用策
・集約事業が進んでいるが、今後の利活用計画がなんら提示されていない。
地元として、情報収集に努めていく。

2022年度 一般会計決算報告

収入の部

項  目2022予算額決算額備   考
会 費1,020,0001,020,600600円×1701世帯
補助金2,080,0002,080,800自治会活動推進事業補助金他
補助金 50,000防災訓練補助金
補助金128,000128,000老人集会施設補助金
雜収入38,50041,881日赤、人権協、交通指導員協力金他
受取利息2016預金利息
小  計3,266,5203,321,297 
前年度繰越金648,895648,895 
 合  計3,915,4153,970,192 

支出の部

項  目2022予算額決算額備   考
事業費1,587,0001,160,868
 (地域交流)・地域交流事業  229,926
 (広報活動)・広報活動事業    174,720
 (防犯防災)・防犯・防災事業 90,951
 (防犯防災対策)  ・防犯・防災対策事業 665,271
事務・会議費200,000195,135会議資料コピー代、空調代
分担金負担金60,00013,000南区自治連会費、堺防災士会費
交通・通信費10,0000会議出席への電車代等
消耗品費20,00019,263事務用品等
助成金378,000363,000原山まつり、老人クラブ、こども会他
渉外費25,0000新年互礼会、一泊研修参加費
保険料15,00014,500役員等傷害保険(ボランティア保険)
雑 費30,00047,660歳末助け合い募金、振込手数料他
小  計2,325,0001,813,426 
積立金1,000,0001,000,000地域会館修繕積立基金への繰出し
予備費590,415  
次期繰越金 1,156,766 
合  計3,915,4153,970,192 

上記のとおり決算いたしました。
令和5年3月31日   会計 福井 岳夫  

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