泉北高等支援学校 防災研修に参加

 

 2026年7月22日と8月31日の2日間、防災研修会が催され、参加しました。講師は、福祉防災コミュニティ協会・日本防災士会 湯井 恵美子(ぬくい えみこ)さん。

 7/22 には、BCP(業務継続計画)発動、災害対策本部立ち上げの図上訓練、各学年毎に地震被害想定・対応などを議論し発表。
対策本部に、地震発生後に保護者から「生徒を迎えに行きます」と電話がかかってきたら、どう対処するか? と講師からの問い。
連合自治会から参加のメンバーでも意見が割れました。保護者の判断に任せて、迎えに来てもらい生徒を引き渡せばいい、また生徒を預かっている学校としては、安全上、引き渡すべきではない、と。
講師は、地震発生直後で、地域全体の交通状況等の安全が確認できず、二次被害を受ける恐れがあることから、お迎えはお断りすべき、との見解でした。
事前に、このような取り決めをして、保護者ともども、共有しておくことが大切です。

8/31 には、先の図上訓練を受けて、対策本部の立上げと運用、救護所の設置、各学年の先生方の対応等の実地訓練が行われました。
 14時過ぎに発災、校内スピーカーから地震発生時の建物や諸機材が倒れるゴー・ガーという騒音が流れます。放送で、地震発生を伝え、対策本部を予定の玄関内に設置。順次、本部担当の先生方が参集します。しばらくして、当初の本部が建物的に危険ということで、玄関先の軒下に移動されます。本部長の校長先生が被害にあい搬送され、指揮をとれないという事態が講師から組み込まれます。
本部長がいない中で、指揮を執るのは、副本部長の2名です。
各学年・教室の先生から、火災の発生や建物の破損、けが人などの情報が次々と入り、都度、本部員の複数人を情報収集や担架搬送要員として派遣、救急車の要請、外部(府教育庁、堺市等)への連絡、また、校内の建物図面に被害状況を記載、発生時間・事態や対応を記録したりと、対策本部は大忙しです。
 そうこうしている中、危篤の本部長が亡くなり、ご遺体の安置場所をどうするか決めなくてはなりません。
玄関口での対策本部は、とても暑く、(本部員も見学参加の私たちも汗びっしょり)建物の安全な所を検討して、3回目の本部設置場所を移動します。移動のたびに、必要物品(校内図面や、本部設置後から記載の状況経緯の用紙、本部員用の飲料水など)も併せて運びます。
 校内の諸対応が概ね終える頃に、福祉避難所を開設することを対策本部が決定しました。(府立高等支援学校のでは、卒業生や保護者も受け入れることとなっているのだとか)
地域の人も避難してきているので、どうするか、とりあえず、運動場に受け入れ、教室の1室を開放することにしました。
引き続き、これ以上は地域の方々を受け入れるのは難しいので、玄関先に地域の指定避難所に行くように伝える係を設ける。
 ここで、訓練は終了(15時半過ぎ)。

 かなりハードな内容を含む防災訓練でした。地域で指定避難所に対策本部を設置し運営する側として、公務員とボランティアとの違いはあるとしても、果たしてこのような対応が取れるのかと感じ、勉強になりました。もっともっといろんなことが、地域では起こることでしょう。想像力を発揮して、様々な想定のうえに訓練を積み重ねることが大切だと感じました。

(原山台連合自治会役員)

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