栂だんじりの紹介

2023栂秋祭り

「ソーリャー、ソーリャー」の威勢のいいかけ声とともに、大勢の子たちが、灯をともした地車(だんじり)を曳(ひ)いています。
法被(はっぴ)を着た子も、着ていない子も、保護者や一般の方も一緒に、かけ声に合わせて地車の綱を力いっぱい曳いています。

今年は、旧原山台東小学校前交差点から原山台中学校前バス停(原山台地域会館東館前)までの間(往復)、祭りの法被を着ていない他地域(原山台を含む)の方、誰でも、栂の地車を曳くことができました。
今までは遠巻きに見るだけでしたから、これはニュータウン育ちの子たちにとっては、最高のプレゼントではなかったでしょうか? 
栂の自治会等、関係者の英断に感謝です。

この流れを動画で見ることができます。子どもたちの元気な声があふれています。

秋祭りは、もともと五穀(ごこく)豊穣(ほうじょう)(農作物の豊作)を祈願するお祭りです。
地車(だんじり)は、神社の祭礼で用いられる屋台・「山車」の一種で、五穀豊穣、「疫病退散」の願いも込めて、また地区の団結を図るためにも、地車を曳行しています。

2023/10/07(原山台連合自治会)

栂だんじり本番写真(2022年)

原山台に隣接した栂(とが)のだんじりの曳行コースです。

まずは、10月1日(日)の試験曳きが行われます。だんじりは基本的には前か後ろにしか進めませんが、それを曲がりくねった道や坂を上がったり下ったり、狭い道も大勢の人たちがそれこそ一つになって進んで行きます。不思議です。圧巻は「やりまわし」といって90度曲がる難所をこなす全員の動きです。ぜひ、本番を観覧してください。

曳行コースの紹介

10月1日(日)試験曳き

いよいよ本番が始まります 


10月7日(土)宵宮 
午前(1)

午前(2)

19:30~20:35 (原山台5丁交差点往復)誰でも参加できます。地車の縄を持って曳いてください。

10月8日(日)本宮

午前

19:55~21:00(原山台5丁交差点往復)誰でも参加できます。地車の縄を持って曳いてください。


今回のだんじりは5月にホームページでご紹介したように、改修されました。

5月22日栂自治会館前で行われただんじり入魂後のお披露目の様子

原山台連合自治会はこうした伝統行事を大切に見守っていきたいです。

上神谷(にわだに)の「こおどり」

 上神谷の「こおどり」は、毎年、櫻井神社(堺市南区片蔵)の秋祭りで演じられ、国の無形民族文化財に指定されています。

 ヒメコと呼ばれる魔除けの紙花を押した竹かごを背負った鬼神2人と3尺棒を持った天狗2人を中心に総勢18人が、櫻井神社の国宝拝殿前で鉦(かね)と太鼓で踊る(奉納する)神事芸能です。

 もともとは、雨乞いの踊りから始まったと言われており、雨乞いと豊作を祈願する踊りです。

(現在、堺こおどり保存会によって地域の小中学生への伝承活動が積極的に行われ、伝統ある「こおどり」の保存が図られています。)

 以上堺市HPより

 栂の地車も、この櫻井神社に宮入をしています。