原山台中学校創立50周年記念式典

2023年12月9日、泉ヶ丘のビッグ・アイ(国際障害者交流センター)にて、原山台中学校創立50周年記念行事が開催されました。

第1部の記念式典では、来賓には堺市教育長、南区副区長、歴代の校長及びPTA会長、地元の各種団体代表などが参列され、また全校生徒・保護者・地域の多数の方々が参加されました。
三戸口校長の式辞の後、来賓の祝辞・紹介があり、記念映像上映では1974年から50年のあゆみ、現在の生徒のクラブ等活動風景、また世界で活躍する卒業生(サッカーオリンピック日本代表の谷晃生選手・プロゴルファの西村優菜選手、オセロ世界チャンピオンの髙橋晃大選手)からのビデオレターが上映されました。


 第2部は、学年毎のクラス対抗合唱コンクールが行われました。
各クラスの合唱は、学年毎に課題曲(1年生は「はばたこう明日へ」、2年生は「時の旅人」、3年生は「花になれ」)が与えられており、それに加えてクラスで選んだ曲を全員で合唱するというものです。指揮者やピアニストも生徒が行います。クラスのまとまり、練習の成果が発表に現れます。
各学年・クラスともに、大変素晴らしく、良くまとまっており、感動の連続でした。


その後、木管5重奏 クインテット・カナンと歌手、大橋ジュンさんによる記念演奏会があり、最後の締めくくりは、全校生徒による全員合唱(校歌および 友~旅立ちの時~)。
 「花と緑と合唱」の原中、最高 ! 素晴らしい ! の一言に尽きます。


合唱というチャレンジに先生方が厳しくあたたかくご指導いただけていることは、1部2部通じて客席でも、始終静かに舞台に集中する生徒たちの見事な姿勢に表れていました。
会場を出た後も歌声が心に響ている感動の一日でした。
ありがとう。原中。

原山台連合自治会長 前田 光一


原山台中学校創立50周年記念式典 祝辞

原山台中学校の創立50周年にあたり、一言お祝いの言葉を申し上げます。
 振り返れば50年前は、ちょうど泉北高速鉄道の栂・美木多駅が開通し、原山台地区の街開きが行われた頃になります。

私が原山台に引っ越してきたのは、その街開きから6年目の頃で、緑あふれる街並みやきれいな緑道、広々とした公園に感動し、希望が湧き出てきたのを想い出します。私の娘2人も原山台中学校を卒業しました。
今までの卒業生は、8,380人にもなるそうです。
卒業された方々は、原山台中学校の校訓である「愛・学・健」の精神を引継ぎ、社会の様々な分野で頑張っておられることと思います。

さて、50年ひと昔と言いますが、半世紀も経てば、世の中もずいぶん変わりました。
AI、IT、DXなどの言葉が飛び交う中、私たちもインターネット・デジタル化の流れに取り残されないようにしなくてはなりませんが、やはり、その大元、基本は人間性であり愛、信頼、人と人との繋がり・絆であると思います。
そういった意味では、アナログの感性がとても重要と言えるのではないでしょうか。

 今年の10月に開催した原山まつりでは、「希望の木」を設置し、参加者の希望や夢を書いてその木に貼っていただきました。その一部を、ご紹介します。
 「テストがいい点取れますように!プロ野球選手になりたい。アンパンマンに会えますように!あの人の彼女になれますように!ずっと家族が一緒にいれますように!子ども達がスクスク育ちますように!健康で世界平和でありますように。」
などなど、 たくさんの希望や願いを書いていただきました。
これらの希望や夢が叶うことを願っております。

原山台連合自治会は、「笑顔あふれる街、ずっと住み続けたい街・原山」をめざして頑張って参ります。
原山台中学校におかれましても、連合自治会と共に地域の中心となり、次の50年に向けて、益々ご発展されんことを心から祈念して、お祝いの言葉と致します。
本日は、本当におめでとうございます。

原山台連合自治会 会長 前田 光一